
はじめに:LPの役割とは?
ランディングページ(Landing Page)は、商品やサービスに興味を持った見込み顧客が、最初に「着地」するページです。広告やSNSなどの外部導線からユーザーを誘導し、最終的に資料請求や購入、問い合わせなどのコンバージョン(成果)を狙うページであるため、ただ「キレイに作ればいい」ものではありません。
成果を出すLPには、心理導線・構成・デザイン・SEO・広告連携など、あらゆる戦略要素が含まれます。本記事では、株式会社Lubensが実際に多数のLPを制作してきた経験をもとに、**“成果が出るLPの作り方”**を、初心者にも分かりやすく体系立てて解説します。
1.LPの目的を明確にする
最初にすべきは「このLPで何を達成したいのか」を明確にすることです。
- 資料請求?
- 問い合わせ?
- 商品購入?
- イベント申込?
- LINE登録?
目的によって、構成もデザインもコピーもすべて変わります。例えば「LINE登録が目的」なら、スマホでの見やすさ・ボタン配置が最重要です。一方で「高額商品の資料請求」なら、信頼性・実績・お客様の声がより重要になります。
2.成果を出すLPの基本構成(鉄板の7ステップ)
LPの構成には一定の「型」があります。Lubensが推奨するのは以下の7ステップです。
① ファーストビュー(FV)
最初の3秒で「これは自分のためのページだ」と思ってもらうことが最重要。
- キャッチコピー
- 魅力的なビジュアル
- CTA(ボタン)
- 安心感のある情報(例:〇万人が体験済、〇年の実績)
② 共感・問題提起
「あなたと同じように悩んでいる人が、他にもいる」ことを伝えます。
- よくある悩み
- 課題の具体例
- 放置するとどうなるか(リスク提示)
③ 解決策の提示
その課題に対して「私たちのサービスが最適ですよ」と提案。
- 商品やサービスの特徴
- 他社との違い
- 技術やノウハウの紹介
④ 実績・信頼性の証明
いくら魅力を語っても「信じられない」と感じたら離脱されます。
- 導入企業やユーザー数
- お客様の声
- メディア掲載や受賞歴
- ビフォーアフター写真
⑤ サービス内容の詳細
ここで初めて具体的な説明を入れます。
- サービスの流れ
- プラン内容
- 費用や期間などの明確な情報
⑥ よくある質問(FAQ)
購入や問い合わせに踏み切れない理由を“あらかじめ潰す”役割があります。
⑦ 最終CTA(行動喚起)
最後にもう一度ボタン。「今すぐ問い合わせ」「LINE登録する」「資料を受け取る」など、ストレートに。
3. LPのデザインの基本
デザインは「おしゃれさ」ではなく、「成果を上げるための機能」です。デザインの役割は、読みやすさ・行動しやすさ・信頼感を高めることです。
読みやすくするには?
- 文字サイズ:14〜18px(スマホ基準)
- 1ブロック内の文字数は300文字以内
- 適度な改行と余白(読み疲れを防ぐ)
行動しやすくするには?
- CTAボタンはページ内に複数設置
- スクロール追従ボタン(スマホは特に有効)
- 「今だけ限定」「残り〇名」などの希少性を演出
信頼感を出すには?
- 実名顔出しの「お客様の声」
- 社名や住所の明記
- 代表挨拶や理念の記載
4.スマホ対応は必須
現代のLPは、約80%以上がスマホで閲覧されます。
モバイル対応で気をつけるポイント
- ファーストビューは画面1枚で収まる設計に
- スワイプ操作前提のUI(ボタンは親指が届く位置)
- 読み込みスピードも重要(画像の圧縮、スクリプトの最適化)
5. LP×広告運用の連携
どんなに優れたLPでも、流入がなければ意味がありません。
主な流入源:
- Google広告(検索連動型)
- SNS広告(Instagram、X、TikTokなど)
- YouTube広告
- SEO施策(ただしLPはSEOに不向きな場合が多い)
広告とLPは「コピーと構成を連動させる」のが鉄則です。広告の訴求軸とLPの内容にズレがあると離脱されやすくなります。
6. 漫画LP・動画LPとの併用で離脱防止
Lubensが得意とする「マンガLP」「アニメLP」も非常に有効です。
マンガLPのメリット:
- 最初の数秒で読み手の感情を掴む
- 難しい説明をストーリーで解説できる
- 「自分ゴト化」しやすい
動画LPのメリット:
- サービスの流れや魅力を視覚で伝えられる
- 離脱しそうなユーザーを引き止める
- 音声+視覚で記憶に残りやすい
7. コンバージョン率を上げるテクニック
- ボタンの色:目立つ色(赤・オレンジ・青など)
- 数字で訴求:「〇名突破」「〇%の方が効果を実感」
- 限定性:「〇月末まで」「先着10名のみ」
- 安心材料:「全額返金保証」「無料でお試し可」
8. 成果を出すための改善サイクル
一発で成果が出るLPは稀です。むしろ大切なのは**「改善していくこと」**。
A/Bテストの対象例:
- キャッチコピー
- ボタン文言
- 写真・色味
- セクション順
アクセス解析ツール(Google AnalyticsやHotjar)で、どこで離脱されているかを分析し、PDCAを回します。
まとめ:LPは「設計」が8割
成果の出るLPは、構成・デザイン・広告・改善のすべてを「ユーザー視点」で考え抜いて作られています。「なんとなく作った」LPでは、どれだけ広告費をかけても反応は取れません。
Lubensでは、ただ作るだけではなく、成果を出すためのLP制作を一貫して行っています。LP制作に関するご相談は、ぜひLINEやお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。