
■ はじめに
SEOで意外と見落とされがちなのが「ページ表示速度」。
いくら良い記事を書いても、ページの読み込みが遅ければユーザーは離脱し、検索エンジンも評価を下げます。
今回は、株式会社LUBENSが実際のサイト制作で重視している「サイトスピード改善のポイント」を紹介します。
■ 1. 表示速度がSEOに与える影響
Googleは公式に「ページスピードはランキング要因」と明言しています。
特にスマホユーザーが多い現代では、3秒以内に表示されないページの53%が離脱すると言われています。
つまり「早い=快適=信頼できるサイト」として評価されるのです。
■ 2. スピード低下の主な原因
サイトが重くなる要因は主に以下の通り:
- 画像ファイルの容量が大きい
- JavaScript/CSSが複雑化している
- 不要なプラグインの多用
- レンタルサーバーの処理速度が遅い
- 広告タグや外部スクリプトが多すぎる
■ 3. 画像圧縮とフォーマット最適化
もっとも簡単で効果が大きいのが画像最適化です。
- JPG → WebP形式に変換
- 画像サイズを実際の表示サイズに合わせる
- Lazy Load(遅延読み込み)で初期表示を軽くする
LUBENSでは、全ページの画像を自動最適化する仕組みを導入し、平均表示速度を約40%短縮しました。
■ 4. コードの軽量化
JavaScriptやCSSは、使わない記述を削除し、可能なら圧縮(minify)します。
特にWordPressサイトではプラグインが競合しやすく、無駄なリソースを読み込んでしまうことが多いです。
「必要最低限」だけを残すことがポイント。
■ 5. サーバー選びもSEO要因に
スピードの遅いサーバーは、それだけでSEO評価を下げます。
LUBENSでは、国内データセンター+高速SSDサーバーを推奨しており、実際にクライアントのCore Web Vitals改善にも成功しています。
■ 6. スピード計測の基本ツール
誰でも無料で使える代表的な計測ツールは以下の3つ:
- PageSpeed Insights(Google公式)
- GTmetrix
- Lighthouse(Chrome開発ツール)
数値化して改善前後を比較すれば、SEO効果が実感しやすくなります。
■ 7. UX(ユーザー体験)も同時に改善
速度向上は「ユーザー満足度の向上」に直結します。
滞在時間・ページ閲覧数・離脱率の改善により、コンバージョン率(CVR)も上昇します。
■ まとめ
SEOはテキストやキーワードだけでなく、「サイト全体の体験価値」で決まる時代です。
スピードはその中でもっとも即効性のある改善項目。
LUBENSでは、高速・軽量・高品質なサイト制作でSEO効果を最大化しています。
「表示が遅い」「離脱が多い」と感じたら、まずスピードチェックから始めましょう。