
MEO対策というと、
「Google口コミを増やす」
「定期的に投稿する」
「店舗情報を充実させる」
といった施策をイメージする方が多いのではないでしょうか。
もちろん、どれもGoogleビジネスプロフィールを運用するうえで大切な要素です。
しかし、店舗集客を考えるなら、もう一つ見落としたくないものがあります。
それが、
「写真」です。
飲食店、美容室、クリニック、整体院、スクール、ホテルなど、実店舗を探しているユーザーにとって、写真は単なる飾りではありません。
「このお店に行ってみようかな?」と判断するための情報そのものです。
今回は、MEO対策を「検索順位を上げる施策」だけで終わらせないために、Googleマップでの写真の考え方を解説します。
Googleマップを見る人は「場所」だけを調べているわけではない
例えば、
「心斎橋 居酒屋」
「高槻 美容室」
「大阪 整体」
などとGoogleで検索したとします。
検索結果やGoogleマップには複数のお店が表示されます。
そこでユーザーが確認するのは、
店舗名や住所だけではありません。
口コミを読む。
営業時間を見る。
メニューを確認する。
そして、
写真を見る。
Googleマップは「場所を確認するサービス」であると同時に、店舗を比較する場所でもあります。
写真は「来店前の疑似体験」になる
初めて行くお店には、少なからず不安があります。
「店内はどんな雰囲気?」
「一人でも入りやすい?」
「どんなスタッフがいる?」
「料理の量は?」
「設備はきれい?」
こうした疑問を、文章だけですべて説明するのは難しいものです。
しかし写真なら、
一瞬で伝えられることがあります。
つまりGoogleビジネスプロフィールの写真には、
来店前の不安を減らす役割
があります。
店舗写真で意識したい5つの種類
では、どんな写真を掲載すればいいのでしょうか。
業種によって異なりますが、基本として押さえておきたいのは次の5種類です。
①外観写真
初めて来店する人にとって非常に重要です。
「この建物で合っている?」
「入口はどこ?」
という不安を減らせます。
特にビルの中にある店舗なら、
建物全体だけではなく、
入口や看板が分かる写真
も用意すると親切です。
②店内写真
店舗の雰囲気を伝える写真です。
飲食店なら席の雰囲気。
美容室なら施術スペース。
クリニックなら受付や待合室。
ユーザーが、
「自分がここにいる姿を想像できる写真」
を意識すると分かりやすくなります。
③商品・サービス写真
飲食店なら料理。
美容室なら施術事例。
工務店なら施工事例。
商品を販売している店舗なら代表的な商品。
「この店では何が提供されるのか」を視覚的に伝えます。
④スタッフ写真
業種によっては、人が見えることも重要です。
特に、
美容室、整体院、クリニック、スクール、士業など、
人がサービス品質に大きく関係する業種
では有効です。
無理にモデルのような写真を撮る必要はありません。
実際に対応するスタッフが自然に写っている方が、店舗の雰囲気を伝えやすい場合があります。
⑤最新の写真
ここは意外と重要です。
数年前の店舗写真しか掲載されておらず、
現在とは内装やメニューが違う。
これではユーザーを混乱させてしまいます。
改装した。
看板が変わった。
新商品が増えた。
スタッフ構成が変わった。
そうした変化があれば、
現在の店舗情報が分かる写真へ更新する
ことをおすすめします。
「写真を大量に追加すれば順位が上がる」とは限らない
ここはMEO対策で誤解されやすいポイントです。
「毎日写真を投稿すればGoogleマップの順位が上がる」
「写真を100枚載せれば上位表示できる」
といった単純なルールを、Googleが公式に保証しているわけではありません。
Googleがローカル検索結果について公式に説明している主な考え方は、
関連性・距離・知名度
です。
そのため、
「写真○枚=順位○位アップ」
のような説明には注意が必要です。
MEO対策では、裏付けのないテクニックを追いかけるより、
ユーザーに役立つ店舗情報を整えること
を優先した方がよいでしょう。
MEO対策は「順位」だけを追いかけない
Googleマップで1位になる。
もちろん魅力的な目標です。
しかし店舗にとって本当に欲しい成果は、
1位という数字ではありません。
来店・予約・電話・問い合わせ
ではないでしょうか。
だからこそ、
順位だけではなく、
「表示されたあとに選ばれるか?」
まで考える必要があります。
そのための材料の一つが写真です。
ホームページ・MEO・SNSで写真を連携させる
写真はGoogleビジネスプロフィールだけで使う必要はありません。
例えば一度店舗撮影を行えば、
- Googleビジネスプロフィール
- ホームページ
- ブログ
- 広告
- 採用ページ
などにも活用できます。
Web集客では、
一つの素材を複数の媒体で活用する
という考え方も重要です。
特に中小企業では、毎回新しい素材を用意するより、質の高い写真素材を計画的に蓄積した方が運用しやすくなります。
スマートフォンで撮影しても大丈夫?
必ずしもプロカメラマンによる撮影が必要とは限りません。
現在のスマートフォンでも十分きれいな写真は撮影できます。
ただし、
- 暗すぎる
- 傾いている
- 店内が散らかっている
- 何を見せたい写真なのか分からない
- 過度な加工で実物と印象が違う
といった写真は避けたいところです。
大切なのは、
「きれいな写真」より「ユーザーが知りたいことが伝わる写真」
です。
Googleマップの写真を一度チェックしてみよう
MEO対策を行っている店舗は、一度自分のお店をユーザー目線で検索してみてください。
そして、
「初めてこの店を見る人だったらどう感じるか?」
という視点で写真を確認します。
外観は分かるか。
入口は分かるか。
店内の雰囲気は伝わるか。
商品やサービスは分かるか。
現在の店舗と写真が一致しているか。
不足している写真が見えてくるはずです。
まとめ|MEO対策では「見つけてもらった後」まで考える
MEO対策というと、
どうしてもGoogleマップの検索順位に注目しがちです。
しかし、
検索結果に表示されることはゴールではありません。
そこからユーザーに店舗を知ってもらい、
比較してもらい、
最終的に選んでもらう必要があります。
その判断材料になるのが、
Googleビジネスプロフィールの写真です。
今回のポイント
- 外観・店内・商品・スタッフなどを分かりやすく掲載する
- 現在の店舗と違う古い写真は見直す
- 写真枚数だけで検索順位が決まるとは考えない
- Googleマップをユーザー目線で確認する
- MEO対策は「上位表示」だけでなく「来店」まで設計する
SEO対策やMEO対策には、さまざまなテクニックがあります。
しかし最終的にその情報を見るのは人です。
「Googleに評価されるために写真を載せる」のではなく、「お客様がお店を選びやすくするために写真を載せる」。
この視点でGoogleビジネスプロフィールを見直すことが、店舗のWeb集客改善につながります。
